自閉症 原因

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自閉症の原因

自閉症の原因については、長い間いろんな説がありましたが、現在では先天性の脳機能障害によるとされており、多くの遺伝的因子が関与した障害であって、保護者の教育や生まれ育った環境が原因で自閉症になるということはあり得ないと考えられています。

フランス・パスツール研究所の研究チームが、フランス国立医学研究機構およびスウェーデン・イエーテボリ大学と行った共同研究では、自閉症者の脳内で遺伝子「シャンク3(SHANK3)」に異常があることが指摘されています。ただし、研究チームからはシャンク3で自閉症の全ての症状を説明できるわけではないと警告が発せられており、主要な社会的障害についてある程度説明ができるかもしれないと述べるにとどまっています。

その他、父親が中高年のときに授かった子供である場合、新生児が自閉症になりやすいとする近年の米国の研究があります。同研究によると、父親が40歳以上の新生児は、自閉症や関連の症例が30歳未満の父親の場合の約6倍で、30〜39歳の父親と比較すると1.5倍以上であったそうです。また、原因の一部として、胎児内環境が言われています。これは、女性がその子供を妊娠中、何らかの理由でタウリン(魚介類などに多く含まれる)の摂取が出来ず、それによって脳の形成に一部支障が出たのではないか、という事ですが、欧米諸国の貧困層など(魚を経済的な理由から食べる事が出来ない)に自閉症児の発生率が高い訳ではないため、これも確かな原因とはいえないようです。

日本自閉症協会の活動内容

全国各都道府県にもれなく支部を有する「自閉症児者の最善の利益を求める」ことを目標とした社団法人である日本自閉症協会。この組織は会員だけのことを考えて活動するものではなく、すべての自閉症児者のためにさまざまな活動や、社会への働きかけを行っています。日本自閉症協会の前身は、1968年(昭和43年)に自閉症児を持つ親たちが全国組織として発足させた「自閉症児者親の会全国協議会」。1989年(平成元年)に専門家も参加し、社団法人の認可を受け、「日本自閉症協会」となりました。

自閉症児者に関する研究・調査・広報活動を行っている、日本自閉症協会本部。緊急性の高い厚生科学研究を受託して、行政および関係機関と協力すると共に、機関誌「かがやき」及び「いとしご」の発行、および自閉症児者のトータルケアのためのハンドブックなどと啓発的な出版を企画し実現しています。さらに、各支部活動の推進を支援するための事業も進めてきています。また最近は、政策委員会や組織運営検討委員会などを設け積極的に活動できる体制を作っています。具体的なイベント活動内容としては、全国各地でのセミナー、療育キャンプ、療育相談会、親子療育合宿、幼児期〜学童期療育サークル、青年期〜成人分科会等の分科会活動、などを行っています。 また「発達障害支援センター」設置への取り組みも行っています。自閉症についての説明から指導、育成、接し方まで分かりやすく記述し、内容の充実したホームページも開設しています。

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